6月24日にオンライン発表会が行われたXiaomiの「Mi 11 Lite 5G」。いろいろとポイントはあるものの、いちばん注目を集めたのがこのフレーズ。
「生意気なディスプレイ」とは一体どういう意味なのか? まったくわからなかったのでちょっと調べてみた。
まず誤訳かなと思ったので英語なり中国語なりで説明しているのを探したところ、見つけたのがこれ。
同じプレゼン資料ですね。「Attitude On Display」って書いてある。でTwitterの本文には「A light and stylish device with some serious attitude when it comes to the display.」という説明が。Google様の訳は「ディスプレイに関しては、真剣な姿勢を持った、軽くてスタイリッシュなデバイス。」ってなる。
attitudeを辞書で引いてみると、「態度、心構え、気持ち、考え、意見、姿勢、身構え」で、まぁそんな感じで習ってるよなぁと。「serious attitude」でたしかに「真摯な姿勢」というか「真摯な考え」かなぁと。
んじゃなんで「Attitude On Display」が「生意気なディスプレイ」になっちゃうのかなと。検索して調べてたらこんな記事を発見。
なるほど。口語的な使い方ではあるけど「Attitude」単体だと悪いイメージで「生意気」とか「反抗的」になるのか。良いイメージで使うなら、良いイメージの形容詞を付けないとなのね。Twitter本文のほうは「serious」という良いイメージの形容詞付いてるもんね。
というわけで、確かに「Attitude On Display」と書いたら、「生意気なディスプレイ」だなと。ただ、Xiaomiとしては本当に「生意気なディスプレイ」という意味で「Attitude On Display」と表記したのかは疑問。
自分的には「Serious Attitude On Display」とか「Good Attitude On Display」で「真摯に取り組んだディスプレイ」的なニュアンスを書きたかったんじゃないかと思ったり。
ただ「この価格帯でこのスペックのディスプレイは生意気でしょ?」と言いたい可能性も多分にあり。結局どっちなのかまでは判別付かない感じです。Xiaomiに一応聞いてみるかな。
いかがだったでしょうか?
【追記:2021/06/30】
Xiaomi広報に問い合わせたところ、回答を頂きました。
質問:プレゼン中にでてきた「生意気なディスプレイ」とはどういう意味でしょうか?
Xiaomi回答:上質な機能(高リフレッシュレート、10-bitカラー等)を数多く搭載したディスプレイですので、仰る通りに敢えて「生意気」という表現を使わせていただいています。
「この価格帯でこのスペックのディスプレイは生意気でしょ?」という意味でした!
疑問に思ったことはちゃんと聞いておくべきですねw
コメント