StreamYardのローカル録画が意外と使えた話

石川さんと山根ハカセがアメリカ・ラスベガスのCESを今年も現地取材ということで、動画レポートを作りました。

アメリカの展示会は生配信にすると、日本での視聴者が多いコアタイムにぶつからないので毎回生配信ではなく、StreamYardで撮って出しにしてます。ただ、StreamYardはモバイル&スマホでつなぐとあんんまり画質良くないんすよね。音声も途切れたりしちゃうし。

そこで今回は「ローカル録画」をオンにして、あとから再編集してみました。

ローカル録画はストリーミングで生配信もしくは生収録をしながら、それぞれの端末で録画データも残せるというもの。生配信や生収録はどうしてもストリーミング送られた映像と音声になるので、回線品質に影響されちゃうのよね。ローカル録画はその影響される前のデータを端末に残して、まるっとクラウドに転送する機能です(端末から動画データを直接アクセスするのはできないっぽい)。

設定としてはオイラがホストで、石川さんと山根ハカセがゲスト。でローカル録画をオンにして収録をスタート。注意書きに、ローカル録画のアップロードが完了されるまでスタジオに留まる必要があるとか書いてあるので、途中で落ちちゃったりしたらどうなるのか心配でしたが

  • 収録終了後スタジオから出てもアップロードは途中で止まり、専用のURLにアクセスするとアップロードが再開始する
  • 収録・配信中にスタジオを退出したりブラウザーが落ちても、ちゃんとデータは残ってて分割した動画としてダウンロードできる

でした。途中で山根ハカセのブラウザが落ちて配信止まってたんですが、止まってたところを境に前後で2つの動画としてダウンロードできています。またスタジオから退出してもアップロードできるので(最大90日まで)、配信終えたあといったんスタジオを退出してホテルなど速度の速い回線につないでからアップロードってのもできる。ホストも含めて、各ゲストがどれくらいアップロードしたかも確認可能。

で、全部アップロードすると、StreamYardのライブラリから、各動画をダウンロードできます。あくまでそれぞれの端末がとらえた映像と音声データなので、各動画を使って再編集は必要です。ちなみにエクスポートでは、Premiere Proのプロジェクトファイルなどでダウンロードでき、開くとそれぞれの動画がタイムラインであわせて並べたシーケンスが用意されているので、編集作業もラクです。

こうなってくると気になるのが画質と音質。標準カメラアプリで撮るわけではなく、Androidの場合はChromeで撮影するので結構差が出るっぽい。今回山根ハカセは「Galaxy S21 Ultra」で動画も音声も結構キレイ。石川さんは多分「Xperia PRO-I」だと思うけど、あまり画質は良くないのと音声もちょっとワレ気味。しかもなぜか21:9だったw

ちなみにiOSからだと、Safariではローカル録画ができませんし、Chromeでの配信もできない。なのでいつのまにか、StreamYard iOSゲストアプリができてました。今回試してないけど、マイクも選べるのでもしかしたら外部マイクも使えるかも。

というわけで、クオリティはスマホによる(しかも試さないと分からない)んだけど、ローカル録画は対談番組とか撮るのに使いこなすと結構便利なんじゃないかなと思ったりました。それこそゲストも「PC+良カメラ+良マイク」にすれば、かなり高画質・高音質で残せるので。

旅人ITライターさとる
旅人ITライターさとる

ただちょっと前にプランを安いのに変えちゃったので、720pでしか撮れないしStreamYardのロゴも入っちゃうのよね。もっと人気番組作ってお金になるならプロアカウントに戻すんだけどw

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