北京・モンゴル旅行その3

●5日目(ウランバートル→ハラホリン)
ホテルで目覚めて、ネットをしたりSIMの設定をしたりと時間をつぶしていたら、ツアードライバーが予定より30分もはやく来た。モンゴル人って真面目?
あわてて仕度をして、出発。
ハラホリンまでは約6時間弱のクルマ移動。ウランバートルでガソリン補給。予備タンクにもキッチリ買うあたりは、このさきの何もなさを物語ってますな。

クルマは大きなランクルなので快適。
ウランバートルをでると、まわりには何もなくなり、丘と草原と動物だけ。ケータイの電波も切れます。
でも、遠くに街というか、ゲルが見え始めると電波がピョンと立つ。
最近の遊牧民はゲルの設置場所条件に“電波の届くところ”が入ってきてる、という噂を聞いたがあながち間違いでも無いかも。

車内ではあらかじめ買って置いた、水やお菓子を食べながら過ごす。ほとんど舗装道路なので揺れないし。
一部舗装工事中のところがあり
そこだけ道路の脇を通る。とたんにパリダカな様相。
ツアー会社に「四駆の大きなクルマじゃないと安全を確証できないんですよ」と言われたがそのとおりだなぁ。
そんなこんなで、延々と続く丘と草原をぼーっと見たり、iPhoneで音楽聴いたり、寝たりしてるうちにハラホリンに到着。
ハラホリンではツーリストキャンプを利用。といっても宿泊施設がゲルなだけで、普通の宿です。


荷物を置くとお昼を過ぎていたが、飯があるとのことで食堂の大きなゲルで食べる。
ツーリストキャンプに3食キッチリついてるので、食事場所を探す手間はなかったです。
メニューは基本的に、サラダとパンとメインディッシュ、ディナーにはスープもつく。
料理自体は違いますが、基本的にすべて羊です。3食羊。

飯を食べて、ツーリストキャンプ周辺をウロウロ。
そばには川が流れてて、馬の群れやら羊の群れがチラホラ。あとは何もなし。小学校のときに教科書で読んだ『スーホの白い馬』のまんま。

っていうかなんで林とか森にならないんだろう……
そのあと、ゲルに戻ってのんびりと読書……しながらウトウト。
日が暮れてくれるとドライバーが晩飯の時間を教えに来てくれた。
で、晩飯。オイラのほかにはドイツ語(多分)の15人くらいの団体と、欧州人夫婦が食堂に居た。
基本的にみなガイド、ドライバーと一緒に食べている。
今回はひとりで単価が高かったんで、ガイドは頼まなかったのだが、モンゴルは英語も日本語もほとんど通じないので、本来であればガイドを付けたほうがいいかも……
飯を食べるとまわりはすっかり真っ暗。空気が澄んでるから星がキレイ。
とはいえ、ウロウロするわけにも行かず、ゲルに戻って読書。
この段階で、ゲル内にコンセントがあるのに気がついた。電源が無さそうだったんでデバイスを使うのを控えていたのだが、安心してPCやらタブレットやらスマホをガンガン使うw
ケータイの電波も2Gならかろうじて届く。Twitterしながら読書して就寝。
●6日目(ハラホリン)
早朝目が覚め、外に出る。朝日がまぶしく、ひんやりとした風が気持ちいい。
シャワー棟へいって、カラダをサッパリ(お湯はチョロチョロ)させ、朝飯を食べる。もちろん朝から羊。
食後は裏の丘に登ってみる。食後には丁度良い運動。


丘の上には、オボー。道祖神みたいなものか。通りがかったら石を積んで回るらしいので、そのとおりにお参りしておく。
で、丘の上でボーっとする。見渡す限り丘と川と平原。なにもないのに見ているだけで楽しいというか、落ち着くというか。
散歩終了後、出かける仕度をしてクルマへ。ドライバーはスタンバイして待っていてくれた。
そのまま街を挟んで反対側にある、エルデニゾーへ。一応世界遺産です。

ハラホリンはチンギスの息子、オゴタイが都を開いた古都。モンゴルの京都なのですが……エルデニゾー以外なにもないっすw
でもここ最近、ヒンドゥー系の遺跡やら踊りの見学が多かったんで、チベット仏教寺院というのはちょっと新鮮。
ひとおとり見学を追えてクルマに戻るとドライバーがいない。そばに並んでいる土産物屋をウロウロしてみると、ドライバーを発見。何かを買っていたので覗いてみると、馬乳酒。
ドライバーから飲んでみるか?(というようなこと)と聞かれた(みたい)なので、1杯飲んでみる。薄めのカルピスというかマッコリで、微発酵していおりちょっとシュワシュワ。
なかなかおもしろい酒なので、ペットボトルに入れて売ってもらい持ち帰る。

キャンプに戻ると昼飯。そのあとやはり散歩。馬の群れみたり、羊の群れみたり。
あちこちに糞がおちてるので、結構注意して歩かないと踏んでしまう。
あとバッタが多くて、バッタアタックをくらう。
散歩から帰ると、買ってきた馬乳酒と本をもって、草原のなかで読書。
風と景色が気持ちいいのだが、たまに動物の糞の臭いがプーンとw
えーと、モンゴルはひとりで来るとつまらないかも。カップルとかで来れば、会話する時間がたくさんとれて良いかもねぇ。
というわけで、オイラはひとりなので、晩飯を食べて就寝zzzZZ

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