iP8600

　iP4100を購入したのが去年の夏。基本的に書類なんかのモノクロ印刷はブラザーのモノクロレーザー複合機があるので、写真プリント用にと買ったやつ。それはそれで満足していたのだが、でも、もうちょっと上のランクのプリンターが欲しかったって言うのが本音のところ。
　でまぁ、半年それなりに満足して使っていたのだが、某編集部で、「iP8600あまってるけどいる？」といわれたので二つ返事でもらってきた。
　iP8600は型番をみてもわかるとおり、iP4100の上位機種。iP4100が5色インクに対して、iP8600は8色インク。iP4100は黒が2種類(染料と顔料)なので、使用色は実質倍近い。まぁフォトシアンとフォトマゼンタもあるので、純粋に別色として増えているのはレッドとグリーンなんですがね。
　ちなみに、一般家庭で1台だけプリンターが必要というのであれば、iP4100(今はモデルチェンジしてiP4200か←実は妹が買った)のほうが良いかも。普通用紙用の顔料ブラックを多めに積んでるから。意外と早くなくなるのよね黒って。
　iP8600だが、中古のもらい物ということで付属品は一切無し。説明書もCD-ROMも電源ケーブルもCDラベルプリント用のトレーもなし。とはいえ、仕事柄何台もプリンターセッティングしてるので、勝手知ったるなんとやら。それにケーブルやトレーはiP4100と同じものなので流用がきく。
　さっそく接続して、キヤノンのサイトからドライバーを落としてセッティングして、試しに写真プリントしてみると･･････ありゃりゃ、ぜんぜんダメダメ。色がまったく出てない。
　ふた開けてインクをチェックしてみると、8色中の半分はインクがカラ。どの色がどれくらい無いのか、プリンター情報のウィンドーでチェックしてみると･･････“情報が取得できません”のエラー。
　理由がわからず、インクを外して見てみると、見た目何となくiP4100で使ってたインクと違う(使うインク自体は同じなので)。背中にインクの色とか型番書いたシールはないし、小さなチップみたいなのも無い。もしかしたら純正品以外を使ってたのかなぁ。それともサンプル用だったのかしら。

　とにかく全色チェックしてみたら、やはりチップのないものばかり。カラの4色以外も結構インクがなくなっていたので、この際だからと全色購入してきた。ヤマダ電機でしめて8600円ほど。
　買ってきたインクをセットしなおして、写真プリントをしてみたら、キレイに印刷された！　インク残量もウィンドウにキッチリ表示されるようになったし。やっぱりインクは純正に限るね。

　で、問題はあまったiP4100。付属品はiP8600に流用してるから本体だけあまっちゃった形なのよねぇ。さらに言うと、妹の家から古くなったプリンター引き上げてきてて、居酒屋で使っていた旧式のも(捨ててくればいいのに)オカンが持ってきちゃって、弟も自分の持ってるから、現在中山家にはあわせて6台のカラープリンターがある状態。まるで週アスのM編集長って感じ。
　金にならないテストレポートを書いてしまった＿|￣|○