Θ(シータ)は遊んでくれたよ

 森博嗣のGシリーズ(って言うらしい)第2弾『θは遊んでくれたよ』を読了。1日というか数時間で読み終わった。新書だけど2段組じゃないから分量はそう多く無いからね。

■■ネタばれもあるから未読の人は注意■■

 森ミステリーの特徴として(森はミステリィだっけか)、字面だけ追ってもしょうがないところ。逆トリックがあったり、シリーズ通しての複線が会ったりと面倒くさいんだよね。だから今回も犀川の「市役所に行った」なんてのを見ると、これは何かの複線? とか思っちゃう。あと約束をすっぽかすってどんな約束だったんだろうとか。2人で旅行?
 MNIってなんだ? 佐織って誰だ?前に出てきたっけ? 未読の女王シリーズか? また四季? あら保呂草さん? じゃぁ女性は誰? θサイトを開いていたのは誰? 最初の人の自殺理由は結局? 自殺の理由なんて残されたものには重要じゃないってこと? 結局θに意味はあるの? など読了後も分からないところが多数。読了後に調べて分かったこともあるが。フェニックスって観葉植物があるのね
。「葉っぱは見られ」の意味は『観葉』ってことね。いやぁ2chはやっぱりすごいなぁ(笑)。
 今回のトリック部分は簡単だった。というか、古畑任三郎の『黒岩博士の恐怖』と同じだし。でもトリックが簡単だからとはいえ『笑わない数学者』の例もあるからなぁ。素直に受け止めちゃイカンのかな? とりあえず現時点の感想としては、何か別の事件が裏で進んでるんじゃないかってとこかな。
 あと那古野って政令指定都市? それだと婚姻届は区役所だしなぁ。

4061824317 Θ(シータ)は遊んでくれたよ
森 博嗣


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