見た 聞いた 思った 読んだ

 日刊スポーツの名物コラム『見た  聞いた 思った』がいつのまにかブログ形式になっていた。新聞記者が記者としてではなく、個人の感覚で書く記事ではないコラムでかなり面白い。うちは同紙を定期購読してるのでわざわざブログで読まずとも良いのだが、オイラのブログで引用したりするのに便利なので、「このコラムがブログになってたら便利だなぁ」と思っており(HTML化はしてたけど)、ちょっと嬉しい。
 残念なのは、4月からの掲載分しか載ってないこと。じつは今の書いている人たちも、面白いんだけどいまいちインパクトのある内容ではないんだよねぇ。
 今まで記者のなかでトップクラスの面白さだったのは、梅田恵子と久我悟の両記者。幸い両記者の担当した回がネットに残っていた。
騒がしいスポーツ中継じわり“きく”ラジオ年齢だって大切な情報
奇妙だぞ「先生」乱発視聴者に訴えるもの泣いてどうする紳助/梅田恵子
ホンマ幸せ野球取材日本が勝つためにはメガホンより拍手を私を支えてくれる日弱小校にもプロの声を・分かりやすいボビー/久我悟
 こんな感じ。どちらも芸能バカ、野球バカ丸出し(ホメ言葉)の記事。取材した内容を記者として書くのではなく、個人として思ったことをバカ正直に書いてるから面白い。今の担当者たちはどうも『どうだ!感動する話だろ!』って押し付けがましいような気がする。梅田、久我両記者は「自分が思った、感動した」って書き方が多く、今の人は「感動する話を教える」とう書き方が多いって感じかな。
 『思った』の部分が弱いんだよね。思ったの部分がこのコラムの肝だと思うのだが。『見た・聞いた』だけなら新聞記事や専門誌でオッケーなのだから。
 日刊スポーツさん、この『見た 聞いた 思った』のバックナンバーもちゃんと読めるようにしてもらえませんかね。HTMLとしは残ってますが、いちいちURLの番号や日付をかえないと見れないようになっちゃってますんで。まぁ日刊スポーツの人が、こんなサイト見てるわけないですがね。

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