声優がからむ取材がいちばんめんどい説

コロナ禍で一時期は減っていたものの、発表会などを取材に行くとけっこうな頻度である「ゲストの芸能パート」。オイラを含むIT系同業ライター・記者陣のSNSをフォローしているみなさんなら、この「芸能パート」をオイラや同業諸氏が 嫌い 苦手というのはお気づきかと。

理由は↓のスーパー広報氏のコラムにもあるんですが

ほとんどが「事前にレクチャー受けたことをそのまま話してるんだろうなぁ」って感じで、ぶっちゃけネタになる話は少ないんですよね。なかにはガチでそのサービスや製品を使って好きな人も出てきたり、指原さんみたいに、ある程度自分のなかでかみ砕いて上手に話す人もいるんですが、まぁ確率は低いです。それでい、記事にもあるように「ゲーノー系」カメラマンとトラブることもあるし。

さらに芸能人・タレント・著名人がゲスト登場する発表会でめんどうなのが、「縛り」。特に写真や動画なんですが、事務所がいろいろとレギュレーションを提示してきます。とはいえ、多くは写真の使用枚数やパフォーマンスなら動画内での使用分数など。

ただ多くの芸能事務所で「写真チェック」はないんですよね。まぁ報道として取材しているっていうこともあり、そのあたりは芸能事務所も理解しているようなので(もちろん本人に本人についての取材とかならまた別ですが)。

ところが芸能人・タレント・著名人のなかでも、特にレギュレーションが厳しいジャンルの人たちがいます。それが「声優」。これがまた、多岐にわたって非常に厳しい。たとえば

  • 要事務所の写真チェック
  • 全身かバストアップのみで顔のアップ禁止
  • 解像度の指定(400pxなど今時Yahoo!ニュースにも転載できないサイズ)
  • スマホ・タブレットでの撮影禁止
  • etc

それでいて、事務所チェックの返信は7~10日営業日とか、ニュースってどういうものか知ってるのかレベル。しかも現場に担当者がいなかったり・・・・・・。最近のジャニーズ事務所でもこんなにめんどうではないですよ(まぁ出禁媒体があるので、どこで書くかとかはっきりさせないと入れてくれないですけど、それはまた別の話)。

はっきり言って、発表会などの「芸能パート」に声優さんを呼んで欲しくないんですよね。手間なだけでなく邪魔なので。知人の話だと、ゲストに1人だけ声優さんがいて、フォトセッションで真ん中に立ったので、切りやすいように端に行くよう取材陣からクレームがでたとのこと。そんなピリピリした修羅場にいたくないw

ちなみにチェックに出した場合、女性声優さんより男性声優さんのほうが、写真の内容について厳しいときが多い気がします。あくまで自分の経験の範囲内の話ですが。

自分の経験からだと、これもう10年くらい前からそうなんですよね。なぜか声優事務所はレギュレーションが厳しい。聞いた話だと、いわゆる声優ブームの頃、質の低い取材陣が酷い写真や酷い取材をした結果らしいのですが・・・・・・。あと、担当しているキャラクターとの兼ね合いもあるんで、大変なのも分かるんですけどね。

いっそ撮影・掲載禁止って条件にしてくれたほうが、取材しやすいくらいですw

ちなみに最近は声優さんも、昔からある大手芸能事務所に所属するケースも出てきたので、そのときはそんなにレギュレーションは厳しくないです。なので声優事務所も変わるかなぁと思ってたんですが、なんか以前よりさらに厳しいし、対応もあれな感じなので、ちょっと書いてみました。

とりあえず各広報諸氏は、たとえ声優さんを使ったサービスや製品でも「発表会で声優さん呼ぼう」って企画は出さないほうがいいですよ。どうしてもってときは、もろもろ覚悟したほうがいいかなと。

旅人ITライターさとる
旅人ITライターさとる

いちばん大変なのは、板挟みになる広報さんなんだよね

コメント

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