ばれないようにやってくれよ


2月3日付 よみうり寸評/読売新聞
カネで星を売買する卑劣。何よりも長く相撲を愛してきたファンへの重大な裏切りだ。土俵を冒涜ぼうとくし大相撲存立の根幹にかかわる。昨年の野球賭博の比ではない


よみうり寸評に限らず同じように今回の八百長問題は野球賭博よりも問題が大きい、罪が重いと意見を言っている人が多いですが、それってどうなの?とオイラは思うわけです。
暴力団の資金源となる反社会的行為の野球賭博と、単なる団体活動内のルールに対しての倫理の欠如である八百長。
どう考えても野球賭博のほうが罪は重いと思いますけどね。野球賭博は法律違反ですが、八百長は規律をただせばいいだけの話ですから。反社会的行為は社会全体への罪。倫理の欠如はファンへの裏切り。
ファンとしてみりゃ悔しいかも知れないけど、社会全体への罪のほうが重いでしょ。


さらに言えば、かわいがりと称した弟子の殺人がいちばん重い罪だと思う。


相撲ファンやお歳を召した方は八百長がいちばんの重大問題として騒ぎすぎなようなきがする。


公益法人取り消しや、場所返上にするなら殺人が起きたときだったのでは? 人が死んでいるんだから。それも事故ではなく殺人。罪の重さが違いますわ。


それだからここ数年、不祥事が続いても協会も力士も全然変わらないんでしょうね。
協会も、力士もマスコミも、そして相撲ファンもピントがずれているんですから。


相撲が嫌いではないですが、大好きでもないオイラとしては八百長なんかは、「真剣に試合してほしいけど、やるならばれないようにやってくれよ」と思う程度ですけどね。
というか手品のネタばらしをしちゃった警察や文科省のほうに腹が立つ(笑)
●追記 2月4日12時30分
どうも相撲賭博の目もでてきたようっすね。そうなると罪の重さは逆転するかな。


相撲賭博に幕内力士関与か 各界また激震/日刊スポーツ
大相撲の取組を賭けの対象にする「相撲賭博」に、角界の力士が参加していたことが3日、分かった。

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