今まで最悪のタクシー会社

海外旅行ではタクシーに悩まされることが多い。
まず、日本語が通じない。英語圏以外では現地語だけで、英語も通じないなんてことも多い。さらに、メーターではなく、ゾーン制だったり、交渉制だったりと日本とシステムが違ったり。
これはまぁ一般的なタクシーの例。
あとは、遠回りして料金ちょろまかすだとか、メーター倒さずに料金交渉してくるだとか、なんだかんだ言って別のホテル連れて行くだとか、直球でぼったくったり、強盗したり。
これは、悪いタクシーの例。
一般的なタクシーの例は世界共通の悩みなので、腹を立てても仕方がない。悪いタクシーのほうは、もし引っかかっても悔しいとは思うかも知れないが、腹は立たない(かも、強盗だけはまだないので)。というのも、悪いタクシーとして職務に忠実だから。
先日訪れたグアムでは、タクシーに本当に腹が立った。というか今までいちばん最悪のタクシー(会社)だった。
ホテルからクルマで10分くらいのステーキレストランに行こうと、ホテル前のタクシーのたまり場で、係に声をかける。
私が知人からもらっていたレンストランの店名入りメニューをみせ、「ここに行きたい」と告げると、「知らない」という。タクシーたまり場にいたドライバー数名が集まってきたので同様にしたが、みな知らないという。
まぁ、有名店でもないし、ホテルとかそばにある店でもない。ましてや、島内すべての店名や場所を把握しているタクシードライバーなんていないでしょうから、それは別に気にしない。
だもんで、次に地図を見せた。ガイドブックにはピックアップして掲載されてはいなかったが、地図には店名が載っていたので。
ところが、どのドライバーも地図をチラ見するだけで、「小さい」とか言ってまともにみようとしない。
これ、小さい云々ではなく、どうも地図の見方がわからないようだ。オイラが「○○地区の地図で、ここがマリンドライブ(グアム内の幹線道路)で、野球場がここにあって、そこを通り過ぎたココ」と一生懸命説明しても、まともに聞きもしない。集まったドライバーどうしで、相談している。
まず、ここでイライラMAX。いままでタクシーの運転手に地図を見せて、それをみようともしない人や、理解しようとしなかった人は皆無だ。皆わからないなりに、理解しようとしていた。ましてや、地図は日本語と英語を併記しており、店名も英語でかかれていた。
とりあえず地区だけはわかったようで、行けるからと言われタクシーに乗り込む。で、運転手が電話で店に電話するのだが、これがまたヒドイ英語で店員ともまともに会話ができない。
こりゃ、地図が読めないのもさることながら、英語もできないのか? とドライバーにいくつか質問したがやはり全然通じてない。ヘラヘラしてるだけ。その態度でイライラMAX越え。
しかも、結局電話しても場所がわからなかったようで、しかたなくオイラがiPhone4のGoogle MAPで現在地をチェックしつつ、地図と照らし合わせて店を探す。
それでも一回通り過ぎてしまって、Uターンして戻りなんとか到着。そこで34ドルだったのを「サービスで30ドルでいいよ」と、謝りもせずに上から目線で言うので、イライラMAX×2!!
こういうのはサービスとは言わんのじゃ!! ペナルティーじゃ!! もっとタクシー業務について勉強せい!!
と30ドルたたきつけて降車した。
最初にも言ったように、オイラはタクシーで悔しいとは思っても腹は立たない。
今回は、地図すら読めない見ようとしない、現地語で現地の人とのコミュニケーションが取れない語学力という、タクシー運転手として勉強不足さに腹が立った。
このタクシー会社が、グアムでも最大手のmikiタクシーというのがなんともかなしいところ。ドライバーの多くが韓国人のようだが、愛想はいいもののまったくタクシードライバーとしての教育がなっていない。淡路島と同じくらいの大きさなんだから、島内をちゃんと理解しておけば、普通地図見ればだいたい行けるべ。
別の女性ドライバーは、射撃が安いというので「タイも同じように射撃サービスがあって、ここの半額だよ」というとふてくされたし。
あー思い出しただけでもイライラするわ。

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