奇襲好きの、戦下手

森永さんがブログを始めていた。
そこでライブドア問題について書かれています。

つながるモリタクBLOG:ライブドア問題を考える
 私はニッポン放送で「朝はモリタク!もりだくSUN」(月~金、6:00~8:30)のパーソナリティをしています。番組では、ライブドアによるニッポン放送株の買い占め事件が発生して以来、この事件を取り上げてきませんでした。ストレースニュースや朝刊ナナメ読みで、ニュースのひとつとしてご紹介することはあっても、論評することは避けてきたのです。これは、ニッポン放送が「放送は公のもので、当事者が争いに利用してはならない」という方針をとってきたからです。今後も番組ではその方針を継続していきますが、放送以外の場面では、私はコメントを再開することにしました。ここでも、この問%u98

モリタクさんの意見は賛成できなところがいつもは多いのだが、この問題については概ね賛成。
だいたい、広告費でいうとラジオはインターネットに抜かれちゃっているわけで。しかもラジオがこれから盛り返すとは到底考えられない。無くなりはしないけど爆発的にのびる業種ではないということ。でもまぁ以前に書いたように、ラジオとインターネット、PCって実は相性が良いので、インターネットにラジオを組み込んでしまう、取り込んでしまう、ってな感じの野望としては面白いかなとも思ったりする。
ただねぇ、なんで堀江さんて戦下手なんでしょうか? ここしばらくの堀江さんの手法って奇襲ばっかり。奇襲してその後の戦い方がまるでダメ。
野球・・・・・・いち早く買収、参入表明も楽天にまくられる。
競馬・・・・・・地方の救世主として名を挙げるも、計画書出さずにうやむやに
今回の騒動もガツンと最初は良かったけど後はダメ。太平洋戦争じゃないが、真珠湾でガツンとやったけど、結局不意打ちだ違法だといわれてアタフタしているうちにやられちゃった感じ。
もし今回、ライブドアもちゃんとTOBでニッポン放送を買収しようとしてたら、もうちょっと違った展開になってたのかも。いちばん根っこの問題は、時間外取引で買っちゃったってところなんだろうから。そこのところがフジ側が一番カチンときたんだろうし。まぁニッポン放送株を上場してたフジサンケイグループもマヌケといえばマヌケなんですけどね。一番の親会社が、一番買いやすい株だったら、そりゃ堀江さんじゃなくてもいつか誰か買うよ(だからフジはTOBでその関係を改善しようとしてたのは理解してますが)。
結局、面白い方法が見つかったんで堀江さんが即断即決で決めちゃったんだろうね。カリスマ社長がすべて即断即決でビジネスチャンスを逃さない、ってのがよくベンチャーでもてはやされるポイントだけど、これって諸刃の剣なんだなぁ。
結局現在生き残っている人たちは、即断即決でハズレを引かなかっただけのことなんだろう。ある程度大きくなったら、この即断即決をいつやめるかが会社を維持するポイントなのかなぁ。いつまでも丁半博打みたいな経営してたらいつかハズレ引くだろうから。
追記:増田みのりアナはホントにかわいいなぁ。ちくしょう、うらやましいなぁモリタクさん。
追記その2:ニッポン放送が早くからインターネットを活用しているのは確かだが、ウェブサイトの見難さは昔から改善されてない。テクノロジーに凝りすぎて使い勝手が悪いんだよなぁ。昔に比べてよくなったほうだけど。どこの製作会社にアウトソーシングしているのだか・・・・・・
でも昔、サイト製作会社から、「どんなに使いづらくても、FlashやJavaで動きのあるサイトのほうが受けが良いし、そうしてくれって言われる」てな話を聞いたことがある。特に、ウェブについてよく分かっていない人が担当者だったりするればするほどその傾向にあるそうで。だからウェブ製作会社だけでなく、ニッポン放送側でウェブを担当している部署、人も問題なのかなぁ。

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