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そもそも行政サービスをLINEだけに丸投げするのがダメよね

LINEが揺れてますな。

LINEユーザーの個人情報が、同社の委託先の中国企業でアクセスできる状態にあったことが判明した。それを受けて、総務省がLINEを活用した行政サービスを停止すると公表するなど大きな影響が出ているようだ。
LINEの個人情報問題に政府が敏感に反応した理由--「行政のデジタル化」遅れの懸念も - CNET Japan

そもそもLINEと提携というか、行政サービスをどこか特定のITサービスベンダー1社に任せるってどうなの? とは思ってた。その辺は祥平さん(火鍋指導部委員長)も書いてて、Twitterでも結構意見が飛び交ってる

 LINEの個人情報管理の不備を理由に、総務省が行政サービス利用をストップする考えを示した。電気通信サービスを安心して利用できる環境を確保する観点から運用を停止する予定であると武田総務大臣がコメントした。今回は、その問題について考えてみる。
【山田祥平のRe:config.sys】 LINEには国民的インターネットインフラを提供する覚... - PC Watch

個人的には国というか行政が、まるっと全部サービス、つまりユーザーがスマホで操作するようなところまでを構築するのは違うような気がするし、逆にひとつのITサービスベンダーに行政が扱うべきデータとかの管理まで任せるのも違う気がしてる。

行政側は「行政サービスAPI」的なものを開発運用提供して、ITサービスベンダーはそれを使って、それぞれが窓口的なサービスを一般の人に提供するってほうがいいと思うんだけどね。全員が全員同じデバイス、OS、サービスを使ってるわけじゃないので、行政サービスこそマルチデバイス・マルチプラットホームにすべきだと思う。

もちろん「行政サービスAPI」的なものの開発運用を役所ができるわけでもないので、アウトソーシングにはなるんだろうけど。そこを分けることで、ある程度セキュリティー的なものは担保できるんじゃないかなと

まぁこのあたりをデジタル庁に期待したいところだけど、パートタイマーみたいな人材しか集めてないしなぁ・・・・・・。

旅人ITライターさとる

個人情報なんて所詮ダダ漏れなんだけどね

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