立憲泉代表はユーチューバーなら資金提供してもノンクレジットでいいと思ってる!?

立憲民主党の泉代表の会見があり、先日から問題になっているCLPについて、なにかあるかなと思って見てたけど、ちょっと気になるところというか、認識がまずいのではという部分がありました。

それが39分33秒あたりの朝日新聞記者の質問の回答。

以下書き起こしです

朝日新聞記者:さきほど代表の質問の答えの中で、CLPについて「あまり耳にしたことのない事案」だというふうなことをおっしゃいました。一般論として特定のメディアに対して、番組制作など資金提供をすることについての是非、これ国民の理解を得られるかどうかというところのお考えを教えてください。

和泉代表:このCLPが発足当初にどういう存在であったのか、公共メディアあるいはメディア。それともメディアではないというとおかしいですが、例えばユーチューバーとかYouTubeチャンネルとかですね、ツイッターを行ういろんな形態の発信者がいると思うんですが、そのどこに位置づけられるという中で、こういうやりとりになってきたのか、というところをまさに調べてることなんだろうな、というところからお答えができる話ではないかと思います

現時点では私も、その後にCLPが公共メディアというふうになっていかれたということまでは認識しているんですが、それ以前どういう形でスタートをされたのかということについてはちょっとまだ認識していない状況ですね。

朝日新聞記者:(聴き取れず文字起こしできませんでした)

和泉代表:いやですから、前提がですね、それは一般メディアという理解でいいですか? 例えば新聞社とかテレビ局とか。そういうところに政党がお金を出すということについてどう思うかということだとすれば、基本はそういった一般メディアに対して政党が資金を出すということは今まではなかったのではないかなと思います。

2022年1月7日 #泉会見

この認識、かなりまずいかなと。今回問題になっているのは「お金を出していた」ということよりも、「それを隠していた」ということ。もう何年も前から、ネットメディアだろうと、個人のやってるブログ、SNS、YouTubeであろと、製作にお金が出ている場合はそれを明示しようということになってます。

これって結局CLP共同代表の佐治洋氏が出した『「Choose Life Projectのあり方に対する抗議」へのご説明』に書いてあった

テレビや新聞などのマスメディアと異なり、ネットメディアについてはそれほど厳密な放送倫理の規定が適用されるわけではなく、政党や企業や団体からの資金の提供についてマスメディアであれば抵触するであろう各種法令は適応外であろうという認識でいました。

「Choose Life Projectのあり方に対する抗議」へのご説明

の認識と一緒だよね。じつはネットメディア業界的には、ここの部分がいちばん問題視している人が多い。あなたの認識をネットメディアという大きな主語にするなと。

金をもらってなければ崇高で、お金をもらってたら低俗って話ではなくて、お金もらって作ったっていいんだよ。 お金をもらってることをちゃんと明示するなら。 それが記事を読んだり、動画を観たり、投稿を見たりする人の指標になるんだから。

結局のところPR表記問題なんだよねぇ。

野党第一党のトップがこの認識なんだから、ステマがなくならないわけだ。いい加減、ネットは旧来のルールを無視していい場所じゃないってことを理解しないと・・・・・・。

旅人ITライターさとる
旅人ITライターさとる

だいたいみんなして証拠もなしにステマだなんだと難癖つけるから、隠したがるんだよ

コメント

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