インタビュー記事は制作負荷の軽い仕事ではない

こんなツイートが流れてきました。

確かに音声入力の充実で、文字起こしは以前よりも手間はかからなくなったのよね。ちなみにインタビューを聞きながら自分の口でそれを言って、音声入力していくのが、今いちばん作業効率のいい文字起こし方法だと思う。最近の安い文字起こし屋さんもこの手法なはず。なので、以前よりは外注した場合でも価格は下がってはいる。

もうちょっとすれば、録音した音声ファイルを投げれば自動で起こしてくれるまでにはなりそうなんだけどね。今でも録音条件とか音質さえ良ければ録音データでもオーケーだし、なんならリアルタイムでも起こせる。

それでもいまだに時間はかかるしめんどうな「やりたくない作業」の筆頭ではある。 なのでインタビュー記事は「制作負荷が軽い」仕事ではない です。

でもこう思ってる人が多いから、インタビュー記事の仕事はギャラが安いのも事実。

ギャラが安いから、料金は安くなったとはいえ外注に出すと利益なくなっちゃう。自分が文字起こしの外注を頼んだのって、某アナウンサーの対談連載だけ。その仕事は、まだ音声入力がそこまで精度上がってなかった頃なので使ってないし、しかも対談の片方がアナウンサーだけに時間内に喋る文字数多すぎて、聞いてタイピングだと何時間かけても起こせなかったw。なので外注に出したんだけど、原稿料と同じくらい料金がかかったので、その仕事は利益ゼロだった。まぁあとで単行本になるかもって言われてたから、そっちで回収しようと思ったんだけど、それもなかったw よくある話だね。

ちなみに、ツイート後半の、文字起こしをそのまま出せばいいわけじゃなく、慎重な編集(というか文章構成とかも含めてね)が必要なのはその通り。 なのでライターだけじゃなくて編集にも相応のスキルが必要。

でもそれを知らない人も多いので、ギャラが安いのも事実(大切なことなので2回言った)。

ちなみに、インタビュー自体が苦手なので基本的に自分から企画として提案することはしてないですw 仕事として依頼が来たら受けますけど。

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